カワサキ Ninja ZX-10R エヴァ初号機仕様《写真提供 トリックスター》

トリックスターレーシングは、8月7日に決勝レースが開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースに、エヴァンゲリオンレーシングとタッグを組み参戦する。

トリックスターレーシングは、「エヴァンゲリオン新劇場版」シリーズのプロモーションタイアップとして発足したエヴァンゲリオンレーシングとタッグを組み、2010年から鈴鹿8耐に参戦。しかし、コロナ禍の影響で鈴鹿8耐が2年間中止となり、コラボ参戦も中断となっていた。しかし昨年、シリーズ完結版として映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が上映され、それに伴い多くのファンが「トリックスター×エヴァンゲリオン」の鈴鹿8耐参戦を熱望。これまで支えてくれたファンへの感謝の意味を込めて参戦を決定した。

参戦車両は2021年にモデルチェンジをした最新型のカワサキ『Ninja ZX-10R』を採用。例年通りエヴァ初号機をイメージした紫&緑を基調とし、新型車両に合わせた新たなデザインで参戦する。

監督は鶴田竜二、ライダーは大久保光選手、佐野優人選手の2名に加えて、2019年のEWCチャンピオンライダーであるエルワン・ニゴン選手を起用。3名の強力な布陣にて鈴鹿8耐を戦う。

大久保光選手、佐野優人選手はすでに行われた2度の合同テストで着実に成長をしており、大久保選手はチームベストタイムを更新。マシンも順調で、1か月後の本戦に向けて期待できる仕上がりとなっている。

エルワン・ニゴン選手《写真提供 トリックスター》 大久保光選手《写真提供 トリックスター》 佐野優人選手《写真提供 トリックスター》