日産 リーフ (北米仕様)《photo by Nissan》

日産自動車(Nissan)の米国部門の北米日産は4月2日、2022年第1四半期(1〜3月)の米国新車販売の結果を発表した。総販売台数は20万1081台。前年同期比は29.6%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数20万1081台のうち、日産ブランドは18万9835台。前年同期比は28.8%減と2年ぶりのマイナスだ。その内訳は、乗用車が前年同期比24.5%減の7万5046台とマイナスに転じた。SUVなどのライトトラックも、31.3%減の11万4789台と、2年ぶりのマイナスとなった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が、3万8295台。前年同期比は19.6%増と、プラスに転じた。『セントラ』は2万7131台を販売。前年同期比は27.1%減と2年ぶりに前年実績を下回った。『ヴァーサ』は2330台で、前年同期比は89.6%減と後退。大型セダンの『マキシマ』は、40.3%減の2869台と、引き続き落ち込んだ。EVの『リーフ』は、前年同期比49.4%増の4371台と、2年連続のプラスとなった。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、SUVの『ローグ』が4万5235台を販売し、日産ブランドの最量販車を維持。ただし、前年同期比は47.8%減と2年ぶりのマイナスだ。大型ピックアップトラックの『タイタン』は、14.0%減の6415台と減少に転じた。

SUVの『ムラーノ』は、前年同期比18.4%減の9403台と、2年連続で前年実績を下回った。中型SUVの『パスファインダー』は、0.8%増の8975台と回復。小型SUVの『キックス』は、15.7%減の2万0577台とマイナスに転じている。

日産自動車の2021年の米国新車販売台数は、97万7639台。前年比は8.7%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。総販売台数97万7639台のうち、日産ブランドは91万9086台。前年比は12.1%増と、4年ぶりのプラスだった。

日産 アルティマ(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 パスファインダー 新型(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 キックス(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 ローグ (北米仕様)《photo by Nissan》 日産 セントラ(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 マキシマ(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 ムラーノ(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 タイタン(北米仕様)《photo by Nissan》 日産 ヴァーサ(北米仕様)《photo by Nissan》