
メルセデスベンツの高性能車部門のメルセデスAMGは3月8日、メルセデスAMG『GTブラックシリーズ』(Mercedes-AMG GT Black Series)が、2022年シーズンのF1セーフティカーに起用されると発表した。メルセデスAMG史上、最もパワフルな市販車となる。
2022年シーズンのF1セーフティカーでは、空力性能の向上を目的に、ルーフのライトバーを廃止した。これに代えて、フロントガラスの上部にオレンジとグリーンのライトモジュールを組み込んだ。リアスポイラーにも、合計13個のライトモジュールを組み込んでいる。
メルセデスAMG GTブラックシリーズには、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを強化して搭載する。最大出力は730hp/6700〜6900rpm、最大トルクは81.6kgm/2000〜6000rpm。0〜100km/h加速を3.2秒で駆け抜け、9秒以内に200km/hに到達する。最高速は325km/hだ。

