ジープ・コンパス のアルティチュードパッケージ《photo by Jeep》

ジープは2月17日、『コンパス』(Jeep Compass)の2022年モデルに、米国で「アルティチュードパッケージ」と「REDコンパス・エディション」を設定した、と発表した。

◆グロスブラックのエクステリアアクセント
アルティチュードパッケージは、ジープならではの4x4性能に、グロスブラックのエクステリアアクセントを組み合わせたモデルだ。

アルティチュードパッケージには、18インチのグロスブラックアルミホイール、グロスブラックのエンブレムとアクセント、ブラック塗装ルーフ、ブライト仕上げのエグゾーストパイプが含まれている。インテリアには、黒のステッチが施されたプレミアムクロス&ビニールシート、プレミアム仕上げのステアリングホイール、ピアノブラックのアクセント、ブラックのヘッドライナーが装備された。

安全面では、アクティブブレーキ付きの全速度域の前面衝突警告、ブラインドスポットモニタリング、アクティブレーンマネジメントシステムが採用されている。

◆「地球と人々を保護する」活動を支援する「REDエディション」
2022年モデルには、「地球とその人々を保護する」という共通のメッセージを込めたREDコンパス・エディションも設定した。REDコンパス・エディションは、「リミテッド」をベースに、レッドラインパールコートのボディカラーをはじめ、ドアミラーカバーなどを、赤色で仕上げた。ボディ同色ルーフとアンダークラッディングパネル、19インチのアルミホイールも装備している。リアゲートには、REDのエンブレムを添えた。

インテリアには、ブラックレザートリムバケットシートを装備した。最新のコネクティビティとして、「Uconnect5」を採用する。10.1インチのデジタルタッチスクリーンディスプレイ、専用のREDエンブレムも付く。10.1インチのタッチスクリーンを備えたUconnect 5システムでは、タッチスクリーンがダッシュボードの中央の高い位置に移動して、ドライバーが運転により集中できるようにした。また、従来よりも5倍高速化されたプロセッサ、ワイヤレスのApple「CarPlay」、グーグル「AndroidAuto」、スマートフォン統合機能を備えたAndroidオペレーティングシステム、自然な音声認識、「Uconnect」サービスも導入している。

なお、REDコンパス・エディションの売上の一部は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の最も深刻な地域で医療システムを拡充し、救命プログラムを支援するために使われる予定だ。これは、ジープが属するステランティスとREDとのパートナーシップの一部になるという。

◆クラスをリードする「セレクテレイン」トラクションマネジメントシステム
アルティチュードパッケージとREDコンパス・エディションには、クラスをリードする「セレクテレイン」トラクションマネジメントシステムを標準装備した。3つのトラクションコントロール設定として、「SAND/MUD」、「SNOW」、「AUTO」が切り替えられる。

セレクテレインシステムでは、スロットルコントロール、トランスミッションのシフト、トランスファーケース、トラクションコントロールなど12種類の車両マネジメントシステムを連動させる。これにより、あらゆる路面状況において、高い走行安定性を追求している。

なお、セレクテレインシステムでは、ダッシュボードのトグルスイッチを使って、3つのモードのSAND/MUD、SNOW、AUTOを切り替える、としている。

ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》 ジープ・コンパス の「REDコンパス・エディション」《photo by Jeep》