フィアット ウーノ 新型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

凍てつくフィンランド山中で謎のプロトタイプを発見した。スクープサイト「Spyder7」がとらえたこのコンパクトなクロスオーバーSUVは、ステランティスグループの新型クロスオーバーSUVである可能性が高いことがわかった。

フロントとテールライトにオペル『モッカ』のコンポーネントが装着されており、高いベルトラインや、リアクォーターウィンドウのキックアップ処理がモッカと酷似している。しかし、モッカのフルモデルチェンジには早すぎる。

調べを進めると、ステランティスグループ(フランスPSAとフィアット・クライスラー・オートモービルが合併し誕生したメーカー)がすでに告知している、フィアットの新型Bセグメントモデルであることがわかった。同時に、車名に「ウーノ」の名称が与えられる可能性が高いことがわかった。

ウーノは1983年から1995年まで生産されたコンパクト・ハッチバックだ。その後も諸外国で生産が継続され、2010年には2代目が登場、ブラジルなどのラテンアメリカで専売されたが、現在は生産終了している。多くのウーノ愛好家にとっては、実質的に1995年で終了したと認識されている。

新型ウーノは、モッカや『DS 3 クロスバック』、プジョー『2008』などのモデルを支える「CMP」プラットフォームを採用することがわかったほか、パワートレインはハイブリッドになると予想されている。

ワールドプレミアは、早くとも2023年後半となるだろう。

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