E-TECHを搭載したルノー・アルカナ、東京オートサロン2022に展示《写真撮影 安藤貴史》

ルノーグループ(Renault Group)は1月17日、2021年の欧州における電動車(EVとPHV、ハイブリッド車)の販売が前年比52%増だった、と発表した。

ルノーは、電動化市場における急速な変化に対応し、ヨーロッパでの地位を強化している。新世代の電動パワートレインの「E-TECH」(EV とPHV、ハイブリッド車)搭載車が、ルノー乗用車販売に占める割合は、2020年の17%から、2021年は30%に向上した。

ルノーは欧州乗用車のEV市場において、第3位のシェアを占める。モデル別では、コンパクトEVの『ゾエ』が販売台数で2位につけている。フランス本国では2021年、ゾエは2万5700台を登録し、2021年にフランスで最も売れたEVになった。

また、ルノーは2021年、フランスで商用車を含めて3万8492台のEVを販売し、フランスEV市場で22.1%のトップシェアを獲得した。ゾエをはじめ、『トゥインゴ』のEV、小型商用EVの『カングーZ.E』、『マスター Z.E』の販売が好調だった、としている。

ルノーの新世代電動車「E-TECH」のラインナップ《photo by Renault》 ルノーのEV、ゾエ《photo by Renault》 ルノー・トゥインゴ Z.E.《photo by Renault》 ルノーカングーZ.E.《photo by Renault》 ルノー・マスターZ.E.《photo by Renault》