ラダーインターナショナル(愛知県東郷町)は、軽自動車をベースにポルシェ『356』をリモデルした『660スピードスター』を開発、12月23日より販売を開始した。
356はポルシェが1948年から製造を開始した小型スポーツカー。人気の高い希少モデルであり、オリジナルは価格が高騰し、レプリカモデルも数多く製造、販売されている。オリジナル、レプリカともに、基本的にマニュアル、エアコンレス、キャブレター仕様となっているが、ラダーインターナショナルでは、この356をもっとイージーに、もっとカジュアルにもっと洒落を利かしたものにできないかと考え、軽自動車をベースに、日常使用にも使える、356をオマージュした自動車を開発した。
660スピードスターがこだわったのはそのフォルム。まず、レプリカではないオリジナルの356からボディを型取り。軽自動車をベースとしているため、356と合わない部分も出てくるが、フォルムを崩さずにベース車両と合わせていった。
また、オリジナルが手動の幌を装備するのに対し、660スピードスターは電動ハードトップを採用。ボタン1つで簡単にルーフを開閉でき、気軽にオープンドライブを楽しむことができる。
ボディサイズは全長3960×全幅1670×1260mm。5ナンバーサイズのため普通車登録となる。カラーはシルバー、ベージュ、ブラック、ホワイト、レッドの5色を用意する。価格は438万6800円。
軽自動車ベースの「ポルシェ356」登場? 電動ハードトップ装備で438万6800円
2021年12月23日(木) 14時00分
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