改善箇所《図版提供 国土交通省》

ポルシェジャパンは12月17日、『ボクスター』など、718シリーズ6車種について、ハンドル操作が正常に行えなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは『ボクスター』『ボクスターS』『ボクスターGTS』『ケイマン』『ケイマンS』『ケイマンGTS』の6車種で、2012年10月16日から2014年10月21日に輸入された1000台。

対象車両は、左右リヤアクスルキャリアサイドセクションの鋳造が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、当該部品が走行中に破損し、最悪の場合、ハンドル操作が正常に行えなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、左右リヤアクスルキャリアサイドセクションを良品に交換する。また、交換後アライメント調整等を行う。

不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。

対象車両《図版提供 国土交通省》