アストロメガ、はとバス仕様《写真提供 はとバス》

東京観光定番の「はとバス」がマニア向けにぐっとくる企画を用意してくれた。東京中心に定期観光バスを展開するはとバスは、「存分に趣味を楽しみたいバス好きの皆さまに向け」(担当者)、2コースを期日限定で実施する。

テーマはアストロメガとハイブリッド。「『アストロメガ』大解剖! 整備工場見学と外国製2階建てバス乗り比べ《はとバスvs東京ヤサカ観光バス》」コースを12月26日の1日限定で運行、「はとバス初代ハイブリッド車両ラストラン乗車記念」イベントを12月10〜12日の3日間限定で実施する。

はとバスでは今後も「さまざまな乗り物の『マニア』の皆さまにご参加いただけるようなコース発表を予定」しているという。

◆『アストロメガ』大解剖! 整備工場見学と外国製2階建てバス乗り比べ
アストロメガ(TDX24)は、はとバスと海外メーカー2社が共同開発した日本向けの2階建て観光バス車両だ。2016年に日本初登場、さまざまなバス会社が導入し、高速バスや貸切バスとしても利用されている。ツアーははとバス車と東京ヤサカ観光バス車とで出発、途中で乗り換えて乗り比べる。東京ヤサカ観光バスでは貸切バスとして運用されており、はとバスのこのコースは一人でも参加できるので「アストロメガマニア」にとっては乗車のチャンスだ。

行程は京橋駅前9時30分発、東関道経由で成田東武ホテルエアポート折り返し(昼食・バス乗り換え・ミニ撮影会)、アクアライン経由ではとバス車庫へ、見学の後、京橋駅前17時00着予定。

はとバス整備工場見学では、日本仕様車両の開発秘話紹介や、車両をリフトアップして普段は見られない下からのアングルで見るなど、「アストロメガTDX24をご堪能いただけます」。

出発日:12月26日(日)
販売開始は9日(木)日15時
料金:大人1万2000円など

◆はとバス初代ハイブリッド車両ラストラン乗車記念イベント
はとバスは2008年7月、当時はまだ希少だったハイブリッド仕様の観光バス、日野自動車製「BJGRU1ASAR」を、日本で初めて定期観光専用として導入した。これら初代ハイブリッドバス4両は2021年12月をもってはとバスでの役目を終えることから、感謝の意を込めラストランイベントを実施する。

対象コース「東京スカイツリーと浅草散策と浅草散策」に参加した乗客に『ラストラン記念乗車証(非売品)』が贈呈される。また最終日には、乗車したバスの車体に描かれている鳩のイラスト部分に寄せ書きができる。

コース行程は東京駅丸の内南口10時00分発、東京スカイツリー展望、浅草観音と仲見世自由散策、東京駅丸の内南口14時20分着予定。イベント実施日以外は通常のコースとして運行し、ハイブリッドバスではない。

日程:12月10日(金)〜12日(日)
対象コース:東京スカイツリーと浅草散策と浅草散策
料金:大人5400円、こども2880円など。

アストロメガ、東京ヤサカ観光バス仕様《写真提供 はとバス》 はとバス初代ハイブリッドバス、導入当時《写真提供 はとバス》 はとバス初代ハイブリッドバス、現在《写真提供 はとバス》 はとバス初代ハイブリッドバス引退記念、記念乗車証 (非売品/イメージ《写真提供 はとバス》