東京都は、都内で初めてEVバイク(電動二輪車)のバッテリーシェアリング実証事業を実施すると発表した。実証に向けて利用モニターを募集している。
東京都は、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、2035年までに都内で販売する二輪車の新車を100%非ガソリン化する目標を掲げている。
EVバイクの利用を促進する一環として、ヤマハ発動機とホンダのEVバイクを個人や事業者に貸し出し、区施設やセブンイレブンなどに設置した交換スポットでEVバイクの充電済みバッテリーを交換、シェアリングする実証事業を12月から2022年3月にかけて実施する。
利用者はバッテリー交換スポットの位置の把握や、バッテリー残量、詳細な交換場所などを閲覧できる専用アプリを用意する。
都では、板橋区周辺の住民で50ccクラスのスクーターを乗れる免許保有者を対象にモニターを募集している。運営事業者(インターコア)の専用ウェブページから応募する。
EVバイクのバッテリーをシェア、実証実験 東京都がモニター募集中
2021年11月04日(木) 09時41分