全長9メートル超の最新高級キャンピングカー「TIFFINアレグロブリーズ31BR 2021y」《写真提供 アソモビ実行委員会》

アソモビ実行委員会は、10月16・17日の2日間、さいたまスーパーアリーナにて“遊べるモビリティ"の総合展「アソモビ2021 in Saitama」を開催する。

会場には、全長9.3メートルの大型高級キャンピングカーや、近年需要が高まっているレンタルキャンピングカーの新型車両も初公開。会場にはキャンピングカーやバンライフカーの他にも、様々なアソビ仕様にカスタマイズされた乗用車など、合計80台以上を展示。マイクロモビリティ試乗会やアウトドアギア展示などもあわせて「アソビ×モビリティ」への想像力が膨らむ2日間となっている。

◆全長9m超、5000万円の超高級キャンピングカー関東初展示

WOT'Sは米国直輸入の最新高級キャンピングカー『TIFFINアレグロブリーズ31BR 2021y』を関東で初めて展示する。全長9m30cm×幅2m49cm×高さ3m40cmの大型サイズで価格は約5000万円。車内は広いフロアに大型のソファー、普通サイズのコンロや洗濯機、トイレやシャワールームに大型のベッドと、もはや高級な別荘だ。米国では大型キャンピングカーを「モーターホーム」と呼ぶが、まさに「動く家」の実物が会場に登場する。

◆レンタル専用設計の最高級キャンピングカーを初公開

日本特種ボディーグループは、いすゞの新型Be-camシャシーを使用したレンタル専用モデル『CRESTED ibis(クレステッド アイビス)』を初公開。国内最高の電装・空調システムを誇る直販モデル『SAKURA』の機能に準じているものの、初心者でも迷わないように、内装はスタンダードな形状のリア2段ベッド+バンクベッドで大人3名使用可能というシンプルなレイアウトを採用する。壊れやすい部品は極力使用せず、電気スイッチ類の簡易化や、エントランスドアも耐久性のある米国製へ変更。車体の全長も4m98cmと小回りが利くように作ってあり、国産最高峰のレンタル専用車両に仕上げている。

◆日常でも長旅にも使えるこだわりの「キャンパーバン」

シエルブルーは、日常のアシからキャンプなどのレジャー、旅にも使えて寝床にもできる「キャンパーバン」をコンセプトに製作した車両を展示する。1979年製GMCのVANタイプをベースとし、走るための機関のレストーション(修復)から始まり、内装はリアルウッド貼り、ベッドやリビングとなるスペースも確保。一方でキャンプを楽しむために、あえてキッチンなどの重装備は省き、空間の雰囲気と日常の使い勝手を両立できるよう製作。家族での宿泊も考慮して、ルーフにはインナーテント付きの電動ルーフテントも装備する。

◆キャンピングカー専門家がカスタムした世界に1台のトラキャン初展示

キャンピングカーライフ研究家の岩田一成氏が今年新たなパートナーに選んだ「新型ハイラックス+J-CABIN HN SPL」。新型『ハイラックス』にキャンパーシェルを積載した「トラキャン(トラックキャンパー)」だ。トラキャンは日本ではまだ少数派だが、北米をはじめとする海外ではスタンダードなカテゴリー。最大の特徴は、フィールドで圧倒的な存在感を発揮する「北米スタイル」。積載するキャンパーシェルは、日本唯一のトラキャン専門店が製作する「J-CABIN HN」をベースに20か所以上のオリジナルカスタムを加えた「世界に1台のスペシャル仕様」で、キャンピングカー専門家が自身3代目の愛車として作り上げたこだわりの1台となっている。

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