ヤマハ発動機は神奈川県と同県議会が共同で策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」の趣旨に賛同し、憲章の理念を広めるためのプロジェクト「#リスペクトでつながろうコラボ」として車いす用スポークカバーを作製し、9月24日に発売する。
2016年7月、神奈川県立の障がい者支援施設にて痛ましい事件が発生。神奈川県と県議会は、このような事件が二度と繰り返されないよう、ともに生きる社会の実現をめざし、同年10月14日に「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めた。この憲章を広めるため、憲章の理念に賛同した企業や団体とコラボレーションし、さまざまなプロダクトやサービスを発信していく取り組みが「#リスペクトでつながろうコラボ」だ。
ヤマハ発動機は1996年から電動車いすユニットや電動車いすとその関連製品の進化と熟成を重ね、より多くの人に移動の自由を提供することで、同社らしい社会課題の解決にチャレンジしている。今回、偏見や差別のない共生社会の実現を目指す憲章を車いす用スポークカバーと共に広めることにより、同社の目指す社会に近づくと考え、コラボレーションが実現。今回のヤマハ発動機の取り組みが「#リスペクトでつながろうコラボ」第5弾となる。
このスポークカバーには、福祉実験ユニット・ヘラルボニーがライセンス契約を結ぶ神奈川県在住の作家・GAKUさんの作品「Voyage」に憲章のロゴデザインを載せている。アート作品をスポークカバーに起用することで車いすをより身近に感じてもらい、多様な個性を認めあえる社会の実現を目指す。
価格は2万9700円(16インチのみ2万6400円)。
ヤマハ発動機、神奈川県とコラボした車いす用デザインスポークカバー発売
2021年09月21日(火) 18時00分
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