エコ1チャレンジカップ 2021〜中・高校生による手作り電気自動車コンテスト〜《写真提供 日産自動車》

日産自動車と東京都市大学(都市大)、自動車技術会 関東支部(自技会)の3者は8月29日、「エコ1チャレンジカップ 2021〜中・高校生による手作り電気自動車コンテスト〜」をにオンラインにて開催する。

本コンテストは、電気エネルギーを効率的に活用し、「走る・曲がる・止まる」という自動車の基本性能を競いながら、エネルギーの尊さと技術の重要性を、楽しみながら体験すること、またその体験を通じ独創性に富む人材を育むことが狙い。まず、中学生・高校生などから成る各チームが、規定のバッテリーを搭載した電気自動車(EV)を手作りで製作。規定のコースでレースを行うとともに、独創性や先進性など、車両のデザイン性についても競う。

本コンテストは、1998年に武蔵工業大学(現:都市大)が走行距離を競う「バッテリーカーコンテスト」として初開催して以来、20年以上にわたり、子どもたちがものづくりを楽しみながら、環境やエネルギー問題について考える場となっている。日産は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一つとして、2004年より本大会に協賛し、2019年からは都市大とともに共同で開催。さらに今年度は自技会も加わり、3者での共同開催となる。

なお、今年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防対策のため、各チームが事前に撮影した車両の走行動画を用いて、コンテスト当日にオンラインで走行時間を競うリモート大会として開催。大会の様子およびEVの技術について学ぶ講演会は、自技会ホームページにて配信する。