ベクター 4シーズンズ カーゴ《写真提供 日本グッドイヤー》

日本グッドイヤーは、商用車用オールシーズンタイヤ「ベクター 4シーズンズ カーゴ」を8月2日より発売する。

グッドイヤーは1977年、ラジアルタイヤのオールシーズンタイヤ「ティエンポ」を世界に先駆けて発売した。日本では2016年に「ベクター 4シーズンズ ハイブリッド」を国産に切り替えて以降、オールシーズンタイヤの認知向上とともに拡販に努めてきた。2018年にはミニバン・SUV向けオールシーズンタイヤ「アシュアランス ウェザーレディ」を発売。そして今回、市場ニーズの高い、商用車用のオールシーズンタイヤ「ベクター 4シーズンズ カーゴ」を発売する。

ベクター 4シーズンズ カーゴは、「M+S&スノーフレークマーク」を取得。泥濘路の走破性は通常の夏タイヤより高く、また、走行中の遠心力でタイヤの溝にはまった石などを排出するセルフクリーニング性能にも優れている。さらに、スノーフレークマーク取得により、高速道路等の冬タイヤ規制下でも通行可能だ。

また、サイプ内部に半球体状の凹凸を配置することでブロックの倒れこみを防止する「3Dブレイドサイプシステムテクノロジー」を採用。ドライ・ウェットおよび冬道走行時での高い操縦安定性を提供するほか、ブロックの剛性が高まることで、偏摩耗の抑制にも貢献する。

「エコ プラス トレッド テクノロジー」では、トレッド部の圧力分布を最適化することと接地路面を最大化。偏摩耗を抑制しつつ氷上や雪上でのパフォーマンスを高めた。また、商用車に求められるロングライフ性能も向上させた。「エコ クッション テクノロジー」では、トレッド部とカーカス部の間に新開発の低発熱ゴムを搭載。発熱を抑えることで転がり抵抗を低減し、燃費性能を向上させた。

サイズラインアップは12インチから15インチまで全4サイズ。価格はオープン。これにより、グッドイヤーのオールシーズンタイヤサイズラインアップは、ベクター 4シーズンズ ハイブリッドの45サイズとアシュアランス ウェザーレディの31サイズに加え、合計80サイズとなる。

M+S&スノーフレークマーク《写真提供 日本グッドイヤー》 3D ブレイドサイプシステム テクノロジー《写真提供 日本グッドイヤー》 エコ プラス トレッド テクノロジー《写真提供 日本グッドイヤー》 エコ クッション テクノロジー《写真提供 日本グッドイヤー》 サイズラインアップ《写真提供 日本グッドイヤー》