ヤマハ『SUPERJET』(参考画像)《写真撮影 柳田由人》

ヤマハ発動機は、2021年7月15日付で品質保証本部およびマリン事業本部の組織変更を行うと発表した。

◆品質保証本部

品質保証体系の強化と市場対応スピードの向上を目的に、「ランドモビリティ品質保証統括部」を再編する。

部門運営機能と完成車検査機能を再編し、「品質企画部」を「品質監理部」へ名称変更する。「品質基盤革新部」のコンポーネント品質保証機能を移管し、商品の変更点や変化点の保証を担う「製品品質保証部」を再編。品質情報を処理する機能とその戦略的活用機能を再編し、「品質基盤革新部」を「品質情報部」へ名称変更し、「品質基盤革新部」は解消する。

◆マリン事業本部

マリン版CASE戦略の推進、カーボンニュートラルへの取り組みの加速を目的に「企画戦略部」を再編し、商品・技術・生産戦略の策定・推進と認証業務を担う。

マリン各商材のシナジー最大化、開発効率向上を目的に、「開発統括部」を商材別から機能別に再編。さらに、先行開発と製品開発の機能を集約し、市場投入スピードを加速させる。具体的には、「企画統括部」および「開発統括部」の電動を含む先行開発機能を集約し、「先行開発部」を新設する。「マリンエンジン開発部」を「エンジン開発部」に名称変更。「BPS開発部」を「電動システム開発部」に名称変更、「WV開発部」と「ボート開発部」を統合し「艇体開発部」とする。

マリン版CASE戦略に沿った持続的な成長に向け、商品による価値提供推進とDXでの新たな体験創出による高付加価値サービス提供を目的に、「マーケティング統括部」を再編する。具体的には「第1マーケティング部」と「第2マーケティング部」を統合し、「マーケティング部」に。「第2マーケティング部」の船舶免許・レンタルボート業務、「企画統括部企画戦略部」のデジタルソリューションの機能を統合し、「DX推進部」を新設する。