パイオニアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」《写真提供 日刊自動車新聞社》

日刊自動車新聞社は7月2日、「日刊自動車新聞 用品大賞2021」を発表。パイオニアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」がグランプリに決定した。

日刊自動車新聞用品大賞は、自動車ユーザーに多彩で充実したカーライフを提案するとともに、自動車用品の販売促進と業界発展に寄与することを目的として1987年より開始。34回目となる今回は、2020年4月から2021年6月に発表・発売し、注目を集めた各ジャンルのカー用品を対象に、カー用品販売店や自動車整備専門学校生などのアンケート調査の結果も参考に各賞を決定した。

今回の表彰はグランプリ、準グランプリのほか、18部門と特別賞の合計24社を選定。今年度は、ドライバーの安心・安全を支援する製品や車載専用ならではの利便性の高いカー用品などが目立った。また、ニューノーマルを踏まえて販売が急増した製品なども選出。社会情勢や市場環境を反映した結果となった。

グランプリに輝いたパイオニア「DCT-WR100D」は、クルマのオンライン化を実現する車載用Wi-Fiルーター。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」の高速LTEのデータ通信を定額で制限なく使用でき、ネットワーク機能を備えた車載機器やスマートフォン、ゲーム機器などを同時に最大5台までWi-Fi接続可能とした。

車載専用設計ならではの機能性と耐熱性を備え、ニーズにあわせた料金プランの選択や簡単に取り付けられるなど他社製品との差別化を図った。発売以降、テレワーク需要の拡大などもあり、販売も好調に推移。カー用品店などからも「ユーザーニーズにマッチした製品」などと高い評価を得ている。

◆日刊自動車新聞用品大賞2021選定結果

・グランプリ
パイオニア 車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」
・準グランプリ
マルカサービス「MID RMP 025FX」
・タイヤ部門
日本グッドイヤー「EAGLE F1 SPORT」
・ホイール部門
ワーク「VS XV」
・カーナビゲーション部門
パナソニック オートモーティブ社 ストラーダ「CN-F1X10BLD」
・ドライブレコーダー部門
ユピテル「全周囲360°&リアカメラドライブレコーダー marumie Q-30R/ZQ-30R」
・車内快適部門
セイワ「WA69 スマートダストボックス」
・洗車・コーティング部門
ソフト99コーポレーション「Gジェッター」
・安全サポート部門
セルスター工業「ドライブレコーダー機能付きデジタルインナーミラーDM-10/CS-1000SM」
・安全サポート部門
PIAA「ヘッド&テールライト融雪ヒーター」
・アイデア部門
カーメイト「ブラング 噴霧式フレグランスディフューザー」
・アイデア部門賞
プロスタッフ「カッパの足フィット」
・カスタマイズ部門
ブリッツ「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」
・ランプバルブ部門
IPF「ヘッド・フォグランプ用LEDバルブ Fシリーズ」
・アウトドア用品部門
エーモン工業「OGC」
・アウトドア用品部門
阿部商会「Thule Tepui Explorer Series」
・防災用品部門
ベロフジャパン「ポータブル パワーステーション 222Wh」
・カーディテイリング部門
Fenix Japan「Fenix Scratch Guard」
・ウイルス対策用品部門
中央自動車工業「C.A.W抗菌・防臭チタニア+CPCファブリックコーティング」
・大型車部門
バスク「AirBall TB」
・軽自動車部門
共豊コーポレーション「Cawaii Decor Decor cannele」
・二輪車部門       
デイトナ「D-UNIT ウォーターレジスタント」
・整備サポート部門
パーマンコーポレーション「DHP150」
・特別賞
藤壺技研工業

マルカサービス「MID RMP 025FX」《写真提供 日刊自動車新聞社》