マツダSKYACTIV-Gガソリンエンジン(CX-30)《写真提供 マツダ》

自動車技術会は5月26日、「第71回自動車技術会賞」の受賞者として25件、72人を決定したと発表した。

自動車技術会賞は、1951年に自動車工学、自動車技術の向上発展を奨励することを目的に設けられ、自動車技術における多大な貢献・功績に対し贈呈している。

「技術貢献賞」にはマツダの「高効率ガソリンエンジンの技術開発と実用化への貢献」、神奈川大学の「自動車振動騒音性能の抜本的な向上を可能とする音質・構造・制御技術開発への貢献」がそれぞれ受賞した。

「浅原賞学術奨励賞」はトヨタ自動車の「Bayesian Active Learningのエンジンマウント特性設計への応用」、マツダの「多段ガソリン高圧噴射を用いた圧縮着火燃焼の制御」など、4件が受賞した。

「技術開発賞」はホンダの「進化型CVT金属ベルトでの世界最高動力伝達効率の追究」、ダイハツ工業の「高板厚比 難板組みスポット溶接方法」、日産自動車の「高速道路複数車線の運転支援システムの開発」など、合計8件が受賞した。

「浅原賞技術功労賞」は2件、「論文賞」が9件だった。

自動車技術会賞《画像提供 自動車技術会》