BMW M8をベースとした謎の開発車両(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

2ドア・ラグジュアリークーペ、BMW『8シリーズ』の頂点に君臨する『M8』をベースとした謎のプロトタイプをカメラが捉えた。2020年夏にも8シリーズをベースとする開発車両を目撃したが、それとも異なるコンポーネントが見られ、謎が深まっている。

キャッチしたプロトタイプは、『ビジョンMネクストコンセプト』を彷彿させる赤いアクセント、カーボンファイバーサラウンドを備えるグリルを装備。さらにカーボンファイバースプリッター、独自のフロントフェンダーベント、赤いキャリパーを備えた高性能ブレーキシステム、軽量ホイールも確認できる。またリアクォーターウィンドウの場所にはカーボンファイバー製ベントが装着されている。


後部では、大型ウィングを装着。F1を想起させる第3のブレーキライト備えるディフューザー、よりスリムなリフレクター、おなじみ4テールパイプエキゾーストシステムなども確認できる。

M8のパワートレインは、最高出力608psを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、コンペティションモデルでは626psまで高められている。このプロトタイプの正体は「M8 CSL」の可能性もあるが、一部報道ではアクセサリーとレーシングパーツのテストとも伝えられている。

M8 CSLだとすれば『M5 CS』の636psを超える700ps程度も期待できるが、果たして。来春までにはその正体も見えてくるだろう。

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