日野デュトロ Z EV《写真提供 日野自動車》

日野自動車は、5月26日から7月30日に開催される「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」に出展、新型EVトラック『日野デュトロ Z EV』を映像で紹介する。

日野自動車は、「豊かで住みよい持続可能な社会」の実現を目指し、カーボンニュートラルや物流業界の人手不足といった社会課題の解決に向けて先進技術開発を進めている。本イベントでは新型EVトラックや自動運転実証の動画コンテンツを中心に、日野のCASE技術開発・社会実装に向けた取り組みを紹介する。

日野デュトロ Z EVは、2022年初夏に市場導入予定の超低床・前輪駆動小型EVトラックだ。物流のラストワンマイルに最適化したEVシャシを新開発し、コンパクトなモーターをキャブ下に搭載して前輪駆動とすることで超低床を実現し、荷役作業性・乗降性を大幅に向上。ウォークスルーバン構造で宅配現場での使い勝手も追求している。

また、日野と大林組が川上ダム建設現場(三重県伊賀市)にて2020年11月から実施した、大型ダンプトラック自動運転(レベル4相当)実証実験の様子を映像で紹介。ベース車両となる大型トラック「日野プロフィア」にGNSSルート誘導やライントレースなど4つの自動運転技術を搭載している。

その他、サステナブルな社会の実現に向けて、日野が取り組む経営戦略「Challenge2025」、環境戦略「日野環境チャレンジ2050」や安全・環境技術を追求した日野のトラックやバスも画像、カタログなどで紹介する。

日野プロフィアにGNSSルート誘導やライントレースなどを搭載《写真提供 日野自動車》