ジャパンインターナショナルボートショー2021の横浜ベイサイドマリーナ会場で、トヨタマリンは同社の人気クルーザー『PONAM-31』(ポーナム-31)の船内見学を実施している。
PONAM-31はクルージングやフィッシングなどのアクティビティユーザーに人気のマルチクルーザーとなっており、最新の操船サポートシステムを搭載したモデルだ。
ひとつ目がTDS(トヨタドッキングサポート)。出港前に船体位置をGPS登録しておくことで、離着岸をアシスト。300メートル程度離れた距離から着岸に向けたサポートが受けられるそうで、船体の向きの調整や平行移動がコンピューター制御により行える。これにより一人での操船時などでも、スムーズに離着岸ができる。
2つ目がTVAS(トヨタバーチャルアンカーシステム)。こちらは主にフィッシングユーザーに人気のシステムで、コンピューターが位置や風、潮の流れを判別し、自動で位置や向きを維持してくれる、まさしくアンカーシステムと呼べるものだ。このシステムによって釣りを行っている際、ポイントから流されることなく、またポジションキープのために釣りの手を止めることもない。もちろんクルージングの際に景観のいい位置をキープしたい時などにも効果を発揮する機能だ。
3つ目がTDA(トヨタドライブアシスト)。ジョイスティックによる直感的な操船を行えるシステムで、平行移動や回頭といった操船を簡単に行える。TDSとあわせて使うことで、離着岸が苦手なユーザーでも、安全に着岸作業が可能だ。
このうち、TDSの実演が定期的に水上ブースにて行われており、船内見学とあわせて多くのユーザーが訪れていた。免許を取り立ての方はもちろん、ふだんの操船は問題ないが、桟橋への離着岸が苦手という方は是非一度チェックしておきたい。
トヨタマリンの人気クルーザー『PONAM-31』は船内見学を実施、最新の操船サポートシステム搭載…ジャパンボートショー2021
2021年04月15日(木) 22時17分
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