トヨタ自動車(Toyota)の米国部門の米国トヨタ販売は4月1日、2021年第1四半期(1〜3月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は60万3066台。前年同期比は21.6%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。
全販売台数60万3066台のうち、トヨタブランドは52万8813台。前年同期比は20.3%増と回復した。その内訳は、乗用車が17万3346台で、前年同期比は4.3%増とプラスに転じた。SUVなどのライトトラックは35万5467台。前年同期比は30.1%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。
トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が7万8151台を販売した。前年同期比は1.2%増と3年ぶりに増加した。『カローラ』は、4.8%増の7万2520台と回復した。『プリウス』は22.4%増の1万4050台と、プラスに転じた。スポーツカーの『スープラ』は前年同期比70.3%増の1725台と大きく伸びる。
トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が11万4255台を売り上げ、前年同期比は17%増と2年連続のプラス。中型SUVの『ハイランダー』は、33.3%増の6万3831台と回復。『C-HR』は、0.3%増の1万0401台と増加に転じた。『ランドクルーザー』は、前年比約3倍の1896台と回復している。
大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、11.7%減の1万9134台と、3年連続の前年割れ。中型ピックアップトラックの『タコマ』は、23.9%増の6万6449台と2年ぶりに前年実績を上回った。
トヨタの2020年の米国新車販売台数は、211万2941台。前年比は11.3%減と、5年連続で前年実績を下回っている。
トヨタ米国販売は3年ぶりに増加、スープラ が70%増 2021年第1四半期
2021年04月02日(金) 17時30分
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