ホンダe(欧州仕様)《photo by Honda》

ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月2日、「2021ワールドカーデザインオブザイヤー」のノミネート5車種を発表した。

ワールドカーデザインオブザイヤーは、ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)の賞のひとつ。今回は、2019年秋から2020年秋にかけてデビューした新型車の中から、最もデザイン性に優れた1台を選ぶ。

条件は2021年春までに、世界の少なくともひとつの市場で販売されていること。世界20か国以上、93名のジャーナリストに7名のデザインの権威が加わり、審査を行う。

2021ワールドカーデザインオブザイヤーのノミネート5車種は、以下の通り。

●ホンダe
●ランドローバー・ディフェンダー
●マツダMX-30
●ポールスター2
●ポルシェ911ターボ

日本メーカー車では、マツダから新型SUVの『MX-30』がノミネートされた。同車のパワートレインは、EVとマイルドハイブリッド(欧州はEVのみ)だ。ホンダからは、コンパクトEVの『ホンダe』が選ばれている。

残る3車種は、欧州メーカー車が占めた。ランドローバーの『ディフェンダー』新型、ボルボカーズ傘下のポールスターのEV『ポールスター2』、ポルシェは『911ターボ』新型がノミネートされている。

2021ワールドカーデザインオブザイヤーは2021年4月、発表される予定だ。過去4年の結果は、古い順に、ジャガー『F-PACE』、ランドローバー『レンジローバー・ヴェラール』、ジャガー『I-PACE』、マツダの『マツダ3』が、ワールドカーデザインオブザイヤーを受賞している。

マツダ MX-30(欧州仕様)《photo by Mazda》 ランドローバー・ディフェンダー《photo by Land Rover》 ポールスター2《photo by Polestar》 ポルシェ 911ターボ 新型《photo by Porsche》