トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパは1月15日、2020年の新車販売の結果を発表した。総販売台数は99万3113台。前年比は9%減だった。
全販売台数は99万3113台のうち、トヨタブランドは92万2299台。前年比は8%減となった。そんな中、トヨタブランドは2020年の欧州乗用車販売において、シェアを3位に引き上げたという。
シェアを3位に引き上げた原動力が、『ヤリス』。2020年は19万3050台を販売し、トヨタブランドの最量販モデルになった。新型ヤリスには、重量、パッケージ、効率を最適化した第4世代のハイブリッドシステムを搭載する。欧州では、ハイブリッドが主力に位置付けられ、日本仕様に設定される1.5リットルと1.0リットルの3気筒ガソリンエンジン搭載車は、一部市場のみに投入された。
『カムリ』は、4万5032台を販売した。『カローラ ハッチバック』(日本名:『カローラ スポーツ』に相当)は、ワゴンの「ツーリングスポーツ」と合わせて、12万1768台を売り上げた。
また、『カローラ セダン』2020年、7万2017台を販売した。入門コンパクトカーの『アイゴ』は、8万7924台。『プリウス』は3216台にとどまった。
SUVでは、『RAV4』が14万7137台と、引き続き最量販モデルに。『ランドクルーザー』は3万3951台、『ハイラックス』は3万4202台を販売した。クロスオーバー車の『C-HR』は11万5782台を売り上げている。
トヨタ欧州販売は ヤリス が最量販車、乗用車シェア3位に貢献 2020年
2021年01月20日(水) 07時15分
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