野尻智紀《画像提供 M-TEC》

無限(M-TEC)は1月15日、2021年モータースポーツ参戦体制と普及活動計画を発表。「速い」「強い」「格好いい」という3つのテーマを掲げ、トップカテゴリーからユーザー参加型モータースポーツまで、積極的に国内外でモータースポーツ活動を行っていく。

全日本スーパーフォーミュラ選手権には、今年も2台体制にて参戦を予定。ドライバー(1台は未定)は2014年より7年連続出場し、昨年の第4戦オートポリスにてポール・トゥ・ウィンで優勝を飾った野尻智紀を起用し、シリーズチャンピオンを目指す。また、スーパーフォーミュラ用の2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-417E」を5チーム9台に供給するとともに、エンジンメンテナンスおよび、エンジンサーキットサービスを行う。

SUPER GTでは「TEAM Red Bull MUGEN」が引き続きGT500クラスに参戦。ドライバーは昨年に引き続き笹原右京を起用、そして新たに大湯都史樹を迎え、シリーズチャンピオン獲得を目指す。また、NSX-GT用の2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジン「HR-417E」を5チーム5台に供給し、各チームに対してエンジンメンテナンスおよびエンジンサーキットサービスを行う。

このほか、ホンダとの共同プロジェクトのもと、参加型モータースポーツの運営や、様々なホンダ系各レースチームに対してのエンジン供給、エンジンメンテナンスおよび、エンジンサーキットサービスを行う。

笹原右京(左)と大湯都史樹《画像提供 M-TEC》