アウディジャパンは12月8日、アウディ『A8』など4車種について、エンジンルーム内ラバーシールに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。
対象となるのは、「A8 4.0 TFSI quattro」、「A8L 4.0 TFSI quattro」、「S8」、「S8プラス」の4車種で、2012年7月27日〜2018年1月18日に輸入された1730台。
対象車両はエンジンルーム内ラバーシールの耐熱性が不足しているため、ターボチャージャーが繰り返し高温になると、ラバーシールが熱により硬化することがある。そのため、ラバーシールが割れ、破片が脱落し、エンジンの高温部位に接触して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
改善措置として、全車両、ラバーシール下部に脱落防止ブラケットを取り付ける。なお、熱による影響でラバーシールが損傷している場合は、当該ラバーシールを新品に交換する。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報によりリコールを届け出た。
アウディ A8 シリーズ火災のおそれあり…エンジンルーム内ラバーシールの不具合でリコール
2020年12月09日(水) 13時15分