三菱自動車の米国部門の車内の新型コロナウイルスを消毒するサービス「ダイヤモンドプレミアムケア」《photo by  Mitsubishi Motors North America》

三菱自動車の米国部門(Mitsubishi Motors North America)は11月19日、車内の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を消毒するサービス、「ダイヤモンドプレミアムケア」の殺菌性能が、米国環境保護局(EPA)から認定された、と発表した。

ダイヤモンドプレミアムケアは、自動車の内装に付着したり、空調システムを循環したりするウイルスやバクテリアの99.9%を殺菌する効果がある。また、漂白剤やマスキング剤などを使用せずに、不快な臭いの発生源を除去する。

自動車の内装に使う場合、シートの表面などに直接スプレーする。空調システムに使用する場合、吸気口から薬剤を入れ、空調システムとキャビン全体を消毒する。標準サイズの車両の場合、作業は10分で完了する。

ダイヤモンドプレミアムケアの技術は、米国テキサス州を拠点とする車両消毒ソリューションプロバイダーの「BioPledge」によって開発された。ダイヤモンドプレミアムケアは、全米の三菱自動車のディーラーネットワークの一部で提供されている。

三菱自動車の米国部門は、このサービスを全国規模で展開している唯一の自動車メーカーになる、としている。

三菱自動車の米国部門の車内の新型コロナウイルスを消毒するサービス「ダイヤモンドプレミアムケア」《photo by  Mitsubishi Motors North America》 三菱自動車の米国部門の車内の新型コロナウイルスを消毒するサービス「ダイヤモンドプレミアムケア」《photo by  Mitsubishi Motors North America》