三菱自動車の米国部門(Mitsubishi Motors North America)は11月19日、車内の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を消毒するサービス、「ダイヤモンドプレミアムケア」の殺菌性能が、米国環境保護局(EPA)から認定された、と発表した。
ダイヤモンドプレミアムケアは、自動車の内装に付着したり、空調システムを循環したりするウイルスやバクテリアの99.9%を殺菌する効果がある。また、漂白剤やマスキング剤などを使用せずに、不快な臭いの発生源を除去する。
自動車の内装に使う場合、シートの表面などに直接スプレーする。空調システムに使用する場合、吸気口から薬剤を入れ、空調システムとキャビン全体を消毒する。標準サイズの車両の場合、作業は10分で完了する。
ダイヤモンドプレミアムケアの技術は、米国テキサス州を拠点とする車両消毒ソリューションプロバイダーの「BioPledge」によって開発された。ダイヤモンドプレミアムケアは、全米の三菱自動車のディーラーネットワークの一部で提供されている。
三菱自動車の米国部門は、このサービスを全国規模で展開している唯一の自動車メーカーになる、としている。
米三菱の新型コロナ消毒サービス、米当局が殺菌性能を認定…自動車メーカー唯一
2020年11月25日(水) 06時15分
関連ニュース
- 三菱自動車と日産の軽EV、生産10万台を突破---eKクロスEV & サクラ (03月22日 14時00分)
- 三菱自動車、新型『トライトン』やそのカスタムなど7台を出展予定…東京オートサロン2024 (01月10日 07時15分)
- デリカD:5 に伝統の冬季特別仕様「シャモニー」発売、デリカミニにはオプションを設定…三菱自動車 (11月25日 09時30分)
- 『トライトン』が2024年より日本で発売決定! 未来の『デリカ』も登場した三菱自動車…ジャパンモビリティショー2023 (10月26日 10時30分)
- 三菱自動車、中国生産から撤退と仏ルノーのEV新会社に出資を正式発表[新聞ウォッチ] (10月25日 08時35分)