BMWグループ(BMW Group)は11月18日、ドイツ・ミュンヘン本社工場に4億ユーロを投資し、EVの組み立て工場を建設すると発表した。
今回の発表は、電動化を加速するものだ。BMWグループは2030年までに、700万台以上の電動パワートレイン車を販売することを目指している。BMWグループによると、700万台のおよそ3分の2(約470万台)を、フルEVにするという。
具体的には2020年内に、フルEVとしてBMW『iX3』を発売する。2021年には、新型EVのBMW 『iX』や『i4』を投入していく。これらすべてに、BMWグループの第5世代の電動パワートレイン技術が搭載される。
BMWグループは、ドイツ・ミュンヘン本社工場に4億ユーロを投資し、EVの組み立て工場を建設する。このEVの組み立て工場は、既存の内燃エンジン工場の跡地に建設される。現在、ミュンヘン工場で生産されている4、6、8、12気筒の各エンジンは、オーストリアと英国に生産を移管する。
なお、ミュンヘン工場でのエンジン生産は、2024年までに段階的に移管される予定、としている。
BMW、EV組み立て工場をドイツ本社に建設…内燃エンジン生産は国外へ移管
2020年11月20日(金) 18時15分
関連ニュース
- BMWと放課後NPOが協働、未来のクルマを学ぶプロジェクト募集開始 (04月17日 09時40分)
- BMWの258馬力・直4ターボエンジンを搭載、モーガン『プラス4』に改良新型 (04月13日 18時00分)
- BMW M が新型車を発表へ…5月の「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラデステ」 (04月11日 11時30分)
- BMW、特殊防護車両の運転技術を磨くトレーニングを開始 (04月04日 12時15分)
- [15秒でわかる]BMW『ビジョン・ノイエクラッセX』…10分間充電で航続300km (03月25日 16時00分)