豊田合成は、取引先などの経営者を対象とした「経営困りごと相談室」を開設した。

現在、CASEやMaaSなどの進展を背景に、業界の枠組みを越えた企業間競争がグローバルで激化する中、同社は社内外の総力を結集し、持続的な成長に向けて取り組んでいる。取引先との連携では、不可欠なパートナーとしてオープンで対等な関係を基本に、人材育成の支援などを通じて相互に企業体質の強化を図ってきた。

今回開設した経営困りごと相談室は、実効性の高い解決策をアドバイスすることに主眼を置き、同社の宮崎直樹会長を中心に、自動車業界の動向などに造詣の深いメンバーが、企業経営や財務、人事、法務など様々な経営課題について、少人数単位での率直な相談を受け付ける。現在、8組(3名/組)から参加希望があり、順次対応していく予定だ。