第26回 日本EVフェスティバル《写真提供 日本EVクラブ》

日本EVクラブは、電気自動車(EV)の祭典「第26回 日本EVフェスティバル」を12月5日、お台場・東京国際交流館で開催する。

地球温暖化にストップをかけ、CO2削減を訴える動きが世界で活発になり、EVへの注目が高まっている。日本EVクラブでは、こうした時代に先駆け、1995年から日本EVフェスティバルを開催し、地球環境問題を掲げてきた。今年は会場を筑波サーキットからお台場・東京国際交流館に移し、都市型フェスティバルとして開催する。開催目的は変わりなく、「自動車の楽しさの未来への継続」と、それを可能にする「ストップ気候変動」。そのために、日本EVクラブ会員をはじめ、一般来場客、行政、自動車メーカー、みんながつながるフェスティバルを目指す。

今年のテーマは「つながろう。みんなでCO2削減!!」。当日は会場の各所でシンポジウム、最新EV展示&試乗会、各種展示など、さまざまなプログラムを用意し、電気自動車の楽しさを伝える。

◆気候非常事態宣言EVシンポジウム

基調講演では、東京大学大気海洋研究所の木本昌秀教授が「気候変動の現状」をテーマに、地球環境問題について語る。このほか、「ストップ気候変動」と「つながろう。みんなでCO2削減!!」をテーマに、国内外自動車メーカーや、環境省、経産省、国交省まで、さまざまな組織を代表する登壇者が講演を行う。また、音楽プロデューサーでありモータージャーナリストでもある松任谷正隆氏と、自動車評論家で日本EVクラブ代表を務める舘内端氏によるトークショーも開催する。

定員は50名で参加は無料。事前申込先着順(申し込みフォームは後日公開)。

◆最新EV&プラグインハイブリッド車展示&試乗会

国内・海外自動車メーカーの最新EV&プラグインハイブリッド車が集合する。試乗会は、モータージャーナリストが同乗し、e-ドライビングレッスンを実施。運転のコツや車の解説などを直接聞くことができる。

・試乗予定車
アウディ e-tron、ジャガー I-PACE、BMW i3、BMW X3 xDrive 30e、日産 リーフe+、ホンダe、プジョー e-2008
・出展予定
ボッシュエンジニアリング、イーモビリティパワー
・試乗会参加ジャーナリスト
御堀直嗣、片岡英明、諸星陽一、斎藤 聡、竹岡 圭、石井昌道、まるも亜希子ほか

人数制限ありで参加は無料。当日受付。

◆親子Kids ERK(電気レーシングカート)組立体験教室

親子で電気レーシングカート(ERK)の組み立てにチャレンジする参加型プログラム。小中学校で始まったプログラミングにも挑戦し、モーターの性能調整も行う。組み立てながらEVの仕組みを解説し、EVへの理解を深めてもらう。

参加費は親子1組(大人1名+小学生以上2名まで)2000円。大人2名の場合は3000円。定員は20組で先着順。