マツダの宇品第一工場(CX-30生産ライン)《写真提供 マツダ》

マツダは10月29日、2020年9月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。世界生産台数は同1.0%増の12万6653台と、13か月ぶりに前年同月を上回った。

国内生産は同1.7%減の8万3402台で12か月連続のマイナスだったが、海外生産は同6.7%増の4万3251台で3か月ぶりのプラスとなった。

世界販売台数は前年同月比10.3%減の12万3561台で9か月連続のマイナスとなった。国内販売は『マツダ2』や『CX-5』が伸び悩み、同26.1%減の2万0540台で6か月連続のマイナス。海外販売も米国や中国は好調だったが、欧州の不振が響き、同6.4%減の10万3021台で9か月連続のマイナスとなった。

輸出は北米向けが増加し、同6.3%増の6万6624台で12か月ぶりのプラスとなった。

マツダ CX-30(米国仕様)《photo by Mazda》