スズキ・バレーノ (インド仕様)《photo by Suzuki》

スズキのインド子会社のマルチスズキは10月26日、『バレーノ』(Suzuki Baleno)のインド国内累計販売が80万台を突破した、と発表した。

バレーノは2015年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2015でワールドプレミアされた。インドで全量を生産しており、インドだけでなく、欧州や南米、東南アジア、日本などで販売されているグローバルコンパクトカーだ。

マルチスズキは2015年10月、バレーノをインドで発売した。新たに立ち上げられた高級販売店、「NEXA」が取り扱う。インドでは、プレミアムハッチバック車に位置付けられる。

2019年1月には、改良新型を発表した。改良新型には、新世代の「スマートハイブリッド」を搭載する。新世代のスマートハイブリッドは、エンジンが「デュアルジェット」と呼ばれる新開発の1.2リットルエンジンだ。これに、リチウムイオンバッテリーを組み合わせる。燃費性能は23.87km/リットルで、クラス最高という。

このバレーノのインド国内累計販売台数が、発売から4年11か月で、80万台を突破した。マルチスズキによると、インド国内販売が80万台を達成したのは、プレミアムハッチバックとしては最速という。

スズキ・バレーノ (インド仕様)《photo by Suzuki》 スズキ・バレーノ (インド仕様)《photo by Suzuki》 スズキ・バレーノ (インド仕様)《photo by Suzuki》 スズキ・バレーノ (インド仕様)《photo by Suzuki》