メルセデスベンツ(MercedesBenz)傘下のスマート(Smart)は10月6日、2020年1〜9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は2万2006台。前年同期比は74.9%減だった。
新車販売が大きく落ち込んだのは、スマートの新戦略の影響だ。スマートは、2020年から順次、全モデルを電動化する計画で、まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化する。その後、全世界へ、この戦略を拡大していく。
現在、スマートは、『フォーツー』と『フォーフォー』のEV、『EQフォーツー』と『EQフォーフォー』を販売している。
また、日本は1〜9月、123台を販売した。前年同期比は93.1%減と、2018年以来、2年ぶりに前年実績を下回った。
スマートブランドの2019年の世界新車販売は、11万6781台。前年比は9.3%減と、3年連続で減少している。
スマート世界販売、EVへの切り替えに伴い減少 2020年1-9月
2020年10月09日(金) 17時15分
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