三菱自動車は10月8日、小型電気自動車『i-MiEV』の電動コンプレッサー内部で漏電が発生するおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2009年7月4日から2012年6月29日に製造された9563台。
対象車両は、エアコンの電動コンプレッサーにて、カバーの耐腐食性能が不十分なため、コンプレッサー内部に水分が浸入することがある。そのため、コンプレッサー内部で漏電が発生すると、EV警告灯が点灯するとともにモーター出力が制限されることがある。また、その状態で、停車後にPレンジにシフトすると電源が遮断され、走行不能となるおそれがある。
改善措置として、全車両、電動コンプレッサーを対策品と交換する。
不具合は59件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。
三菱 i-MiEV、電動コンプレッサー内部で漏電のおそれ…9000台をリコール
2020年10月09日(金) 14時30分
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