トヨタ・レビン・ハイブリッド新型(中国仕様)《photo by Toyota》

トヨタ自動車は9月29日、2020年8月の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。グローバル販売台数は8か月連続のマイナスとなったものの、前年同月比10.6%減の72万0765台と想定を上回るペースで回復している。

国内販売(含軽)は、同10.6%減の10万4535台で11か月連続マイナス。除軽では同11.2%減の10万1201台。軽自動車を除く市場のシェアは51.1%で、前年同月と比べて4.2ポイントアップした。新型コロナウイルスの影響で前年割れしたものの、新型『ハリアー』に加え、『ヤリス』『ライズ』がそれぞれ除軽登録台数1位・2位と好調であり、7月に引き続き回復傾向にある。

海外販売は同10.6%減の61万6230台で8か月連続マイナスとなった。また、レクサスのグローバル販売は同4.0%減の6万2542台で、3か月ぶりのマイナスだった。中国では同27.2%増の16万4354台。地方モーターショーなどによる来店誘致・受注活動強化に加え、『レビン』やレクサス『ES』などの好調が影響し、前年超えとなった。

グローバル生産台数は同6.7%減の63万4217台で、8か月連続のマイナスとなった。国内生産は同11.5%減の20万2691台で11か月連続のマイナス。新型コロナウイルスの影響で前年割れしたものの、グローバルの市場回復に伴い、引き続き回復傾向にある。海外生産は同4.3%減の43万1526台、8か月連続で前年実績を下回った。しかし、中国は『レビン』などの販売好調により同15.0%増と前年同月実績を上回っった。

輸出は同14.8%減の12万6495台、9か月連続のマイナスだった。

トヨタ・カムリ・ハイブリッド(北米仕様)《photo by Toyota》