バス停バリアレス縁石システム PlusStop(プラスストップ)《写真提供 西日本鉄道》

ブリヂストンは9月24日、横浜国立大学および日本交通計画協会、アドヴァンスと共同開発した「プラスストップ」のバリアレス縁石が、福岡市のアイランドシティ内に西鉄が中心となって開発を進めている「センターマークス街区」に、10月1日から導入されることになったと発表した。

センターマークス街区は、安心・高質の住環境とバス交通拠点が一体となったアイランドシティのランドマークタウンだ。高齢者向け住宅、多世代交流住宅およびそれらをサポートするコミュニティセンター機能を一体的に整備。地域内の健康・医療・福祉施設や支援組織と連携することで、高齢者がこの地域に元気なうちから居住し、生涯学習や社会活動への参加を通して、多世代と交流しながら、自らも活躍できるまちづくりを目指している。

プラスストップは、縁石側面の特殊な形状等により縁石がタイヤをガイドし、バスを停留所に寄せやすくすることでバス利用者のスムーズな乗降を実現。センターマークス街区のバス利用者におけるバス乗降のバリアフリー化に貢献する。また、今後この地域における人口増加を想定し、バスの運行に必要なドライバーを増やすことなく、輸送人数の向上を実現する連節バスの運行が可能なバス停のレイアウトに対応している。

このバリアレス縁石は、ブリヂストンのタイヤ開発の技術と、公共交通に関する多くの知見を融合したオープンイノベーションの成果。同社では今後もタイヤ・ゴム事業の強みを活かして様々な分野のパートナーと一人ひとりの生活の質の向上に貢献するイノベーションを推進し、新しい価値を社会に提供していく。

バス停バリアレス縁石《写真提供 ブリヂストン》 バス停バリアレス縁石《写真提供 ブリヂストン》 バス停バリアレス縁石《写真提供 ブリヂストン》 バス停バリアレス縁石システム PlusStop(プラスストップ)《写真提供 ブリヂストン》