名鉄トラックターミナル関西納車車両「eキャンター」《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は9月16日に、名鉄運輸の名鉄トラックターミナル関西(大阪市淀川区)へ電気小型トラック『eキャンター』新型モデル5台を納車した。

名鉄運輸では既に7台のeキャンターが東京都内と愛知県内で稼働しており、今回の納車により合計で12台が同社で運用されることになった。また、今回のeキャンター納車は関西初となるほか、新型eキャンターの納車も同社が世界初となる。

名鉄運輸はグループ全体で環境負荷の軽減に取り組む活動をする中で、騒音がなく、排出ガスゼロの電気トラックeキャンターを集配用トラックとして選定した。これまでの集配作業で、その使い勝手の良さを評価し、今回新たに5台の導入を決定。eキャンターは、環境への負荷軽減だけではなく、騒音や振動も少ないため、ドライバーへの精神的・身体的な負担軽減につながり、労働環境のさらなる改善も期待されている。

eキャンターは2017年の発売開始以来、日本国内では関東地方をはじめ、東海・北陸および山陰地域にて、集配や配送、宅配業務等の用途で稼働中。今回の関西地区での納車により、さらに多くの地域でeキャンターが利用されることが期待される。

名鉄トラックターミナル関西納車車両「eキャンター」《写真提供 三菱ふそうトラック・バス》