メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)《APOLLO NEWS SERVICE》

メルセデスベンツが開発を進めるフラッグシップEVサルーン『EQS』市販型が、初めてニュルブルクリンクで高速テストを開始した。スクープサイト「Spyder7」のカメラがその様子を捉えた。

EQSは、SUVタイプの『EQC』とは異なり、専用のEVプラットフォーム「MEA」を採用し『Sクラス』とは差別化を図る。これにより従来のメルセデスベンツのフラッグシップよりもはるかに未来的なフォームを実現する。EQSはハッチバック/リフトバックデザインを採用し、後部に大きなテールゲートを持つのが大きな特徴だ。

これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、鮮明に捉えたプロトタイプは、ドアに2本のスポーティなキャラクターラインを配置、ラウンドしたDピラーもはっきりと認識できる。またポップアップドア、リアフェンダーに大きな充電ポートが新たに設置されている。画像では、右側面しか捉えていないが、左側面にも充電ポートを設置し、利便性が高められそうだ。

EVユニットは、各車軸に1基ずつ、2つのモーターを装備し、複数の出力を提供する可能性が高い。ベースモデルの最高出力は少なくとも400hp(約405ps)を発揮、0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを実現する。駆動方式は、電気式全輪駆動が標準となるだろう。

またトップレンジとなるAMGは最高出力600hp(約608ps)を発揮すると予想されるほか、マイバッハ仕様も噂されている。

ダイムラーのオラ・ケレニウス会長は、1回の充電における航続距離が、WLTPサイクルで700km(435マイル)以上になると発表しており、テスラ『モデルS』の644kmを大幅に凌駕することが確実視されている。

EQSの発表時期は不明で、2021年内にはワールドプレミアすると予想される。

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