デンソー執行職の竹内克彦氏《写真提供 デンソー》

デンソーは9月23日、同社執行職の竹内克彦氏が「クリーンディーゼルエンジン用コモンレールシステムの開発と実用化への貢献」で、第70回自動車技術会賞・技術貢献賞を受賞したと発表した。

自動車技術会賞は、自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的として、自動車技術会によって1951年に創設。このうち技術貢献賞は自動車に関する技術の進歩発達に貢献した個人に授与される。

今回の受賞では、ディーゼルエンジンマネジメントシステムの新規開発に取り組み、世界最高レベルの超高圧化(250MPa)と、世界初となる噴射の自立制御システムの新規開発および製品化により、排気、燃費の飛躍的な向上に尽力し、世界中のクリーンディーゼル車普及に多大な貢献をしたことが評価された。