
国土交通省は9月18日、2019年度の宅配便取扱個数が前年度比0.4%増の43億2349万個と、過去最高を更新したと発表した。
インターネット通販市場の拡大などもあって、宅配便需要は依然として伸びている。内訳はトラック運送が同0.7%増の42億9063万個、航空等利用運送が同29.2%減の3286万個だった。
便名ごとのシェアでは、トラック運送は上位5便で全体の約99.8%を占めており、「宅急便」(ヤマト運輸)、「飛脚宅配便」(佐川急便)、「ゆうパック」(日本郵便)の上位3便で94.0%を占めている。取扱個数トップは「宅急便」で同0.2%減の18億0353万個、2位が「飛脚宅配便」で同0.9%増の12億4664万個だった。
また、航空等利用運送については「飛脚航空便」(佐川急便)、「宅急便タイムサービス」(ヤマト運輸など)、「フクツー航空便」(福山通運など)、「スーパーペリカン便」(日本通運など)の4便で全体の53.5%を占めている。
一方、2019年度のメール便取扱冊数は同6.4%減の47億0192万冊だった。
