ヤマハ発動機は9月7日、2022年3月の完成を目指して磐田市が進めている今之浦市有地等整備事業で、今之浦市有地と今之浦公園を結ぶ歩道橋の床版部材に、ヤマハ発動機がボートやプールで培った技術を活用して製造し、磐田市に無償提供する覚書を締結したと発表した。
部材は、ヤマハ発動機と横河ブリッジが共同開発したFRPサンドイッチ床版で、従来のコンクリート床版と比較して軽量で、長寿命。現場施工の省エネルギー化・短工期化、下部構造の簡略化による省資源化・建設コスト低減、導入後の維持・管理コスト低減に寄与する。
FRPサンドイッチ床版の採用によって磐田市は、工事費の縮減や管理コストの低減を図る。
ヤマハ発動機は、ボートやプールで培ったFRP素材の新商材として新たな事業展開の一歩とするとともに、地元企業として地域に貢献することを目指す。
歩道橋にFRPサンドイッチ床板部材 ヤマハ発動機が提供
2020年09月12日(土) 18時30分
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