カワサキ Ninja ZX-6R《写真提供 カワサキモータースジャパン》

川崎重工は9月1日、カワサキ『Ninja ZX-6R』の電気配線に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは、2018年11月2日〜2019年7月24日に製造された1220台。

対象車両は警音器電気配線の耐久性が不足しているため、特定のエンジン回転領域で発生する車台振動により、配線の端子部に負荷がかかり、配線材に亀裂が生じることがある。そのため、そのまま使用を続けると配線が断線し警音器が作動しなくなるおそれがある。

改善措置として、全車両、警音器電気配線を補修用ハーネスを用いて修理する。

不具合は6件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

改善箇所《画像提供 国土交通省》