キャンピングカーレンタルによるPCR検査室の提供《写真提供 キャンピングカー株式会社》

ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(ジャパンCRC)は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザの同時流行に備え、8月24日よりキャンピングカーレンタルによるPCR検査室の提供とあわせ、厚生労働省支援交付金の申請をサポートする。

医療機関では、新型コロナウイルス感染患者やPCR検査の受検者を受け入れることにより、外来診療・一般病床の患者への感染対策を講じなければならない。第2波とも言われている7月以降、キャンピングカーレンタルの医療機関・関係者からの問い合わせや相談が急増。一時的な隔離施設やPCR検査施設の設置が急務であることがうかがえる。また、今冬はインフルエンザの同時流行にも備えた対策も必要とされる。

レンタルキャンピングカーを病院敷地に設置し、受検者の自家用車を横付けすることで、簡易型のドライブスルーPCR検査室を実施する試みもあり、既に採用が内定した病院もある。陰圧装置を車載して車内を陰圧室にする対策や、標準搭載のベンチレーター(換気扇)を回して感染リスクを減少。今回貸出しのキャンピングカーは一般レンタル車両より厳選した療養病床専用車両となる。

また、感染拡大防止対策としてのキャンピングカーレンタルは、診療体制確保などに要する費用として厚生労働省から認められており、病院・有床診療所には200万円以上の補助金が交付される。同社ではレンタルと並行してこの申請のサポートも行っていく。

療養病床キャンピングカーの貸し出し対象エリアは東京、大阪、北海道、岡山。レンタル料金は一日あたり9800円より(90日間プランの場合)。

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