ENEOS エコフォースD《写真提供 ENEOSトレーディング》

ENEOS系SS(サービスステーション)で販売するカーメンテナンス用品の企画、製造、卸などを展開するENEOSトレーディングは、ディーゼルエンジン燃料添加剤「エコフォースD」をリニューアル。パッケージを一新し、9月1日より発売する。

国内では2003年にディーゼル車規制条例が制定され、DPF装着が必要となったことを受けて、環境保護に配慮した次世代クリーンディーゼルが誕生。またEUでは、2014年の「ユーロ6」施行により、ディーゼル車の排出規制がガソリン車並みに引上げられ、さらに2021年以降、CO2排出規制がより一層強化される。これらに対応すべく、現在、ディーゼルエンジンには、粒子状物質の殆どを除去する「DPF」、クリーンディーゼルの主力となっている「コモンレール式ディーゼルエンジン」、排ガスの一部を吸気系へ再循環させる「クールド式EGRシステム」等の環境対策装置を完備。ディーゼル車は、環境対策装置面で大きな進化を遂げている。

エコフォースDは、このような環境規制とディーゼル車の進化に対応する、ENEOS自社開発のディーゼル車専用エンジン清浄剤。燃料油と一緒に入れることで独自開発した有効成分が着火性を向上し、低温始動性を改善する。今回のリニューアルでは従来品の有効成分を10%増量することで、インジェクター清浄力が向上し、新車のようなエンジンフィーリングが蘇る。さらに完全燃焼を促すことで粒子状物質(PM)の発生を抑制し、ディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)装置の再生距離を延長、「DPF装置不具合の未然防止」にもつながる。

また、リニューアルでは、パッケージも一新。今年3月にリニューアル発売したガソリンエンジン燃料添加剤「エコフォースG」に続き、シリーズが出揃うこととなった。

推奨使用サイクルは約5000km走行につき1本(220ml)。価格はオープン。

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