ホンダが2016年に生産を終了したハイブリッドスポーツ『CR-Z』。同車が復活する可能性が出てきた。これは、米国特許商標庁が公式サイトで明らかにしているもの。ホンダが7月29日、米国でCR-Zの名称の商標登録を申請したことが記されている。
CR-Zは、スポーティな走りや優れた燃費性能、先進のデザインなど、新たな価値を備えたハイブリッドカーとして2010年1月、米国で開催されたデトロイトモーターショー2010で、量産モデルがワールドプレミアされた。日本国内では、2010年2月に発売されている。
それ以来、累計およそ4万台を販売してきた。しかし、2016年内に生産を終了し、2017年1月をもって、日本国内での販売を終了している(米国での販売も終了)。
自動車メーカーが、生産を終了したモデルの車名を、その権利を保持するために、再び商標登録するケースはある。米国の法律では、継続して3年以上使用していない商標権は、取り消される場合があるためだ。しかし、ホンダはCR-Zの生産終了後、その名称を米国で商標登録することはなく、その権利は2017年6月末に失効していた。
今回、権利失効から3年が経過し、ホンダは7月29日、米国でCR-Zの名称の商標登録を申請した。ホンダは米国向け2021年モデルで、『シビッククーペ』を廃止すると伝えられており、その代わりとなるスポーティモデルとして、CR-Zが米国で復活する可能性もある。
ホンダ CR-Z、再び? 米国で名称の商標登録を申請
2020年08月05日(水) 11時15分
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