FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のジープブランドは7月17日、ブランド初のプラグインハイブリッド車(PHV)の「4xe」のEVモード航続や充電性能を仮想体験できるアプリを欧州で発表した。
このアプリは、「GO 4xe LIVE」と命名された。ジープ『レネゲード』初のPHVの『レネゲード4xe』と、『コンパス』初のPHVの『コンパス4xe』の両PHVでの移動のメリットを、顧客に仮想体験してもらうのが目的だ。グーグルの「Android」またはAppleの「iOS」に対応しており、無料でダウンロードできる。
ユーザーがサインアップすると、電動モビリティの世界にアクセスできるようになる。アプリは、2台の新しいPHVジープの詳細を学ぶための仮想シミュレータとして機能する。ジープによると、電動モビリティの2つの重要な側面、EVモードの航続とバッテリーの充電性能を、顧客が確認する際に役立つという。
GO 4xe LIVEアプリでは、走行距離と消費された電気エネルギーを計算したり、バッテリーの残量をモニターしたりすることができる。アプリは、ルートの途中にある充電ポイントを表示し、どこで充電が必要かを示す。ドライブを終えると、ユーザー自身の燃焼エンジン搭載車と比較して、経済的な節約効果やCO2排出量の削減効果を表示する。
GO 4xe LIVEでは、電動化の世界の包括的な概要を提供するように設計されている。質問セクションでは、eモビリティで最も多く寄せられる質問に回答してくれる。「エコアドバイザー」セクションでは、自宅の郵便番号を入力するだけで、地域のエコボーナスや政府のインセンティブが確認できる、としている。
ジープ初のPHV、アプリで仮想体験…EVモードの航続や充電性能を確認可能
2020年07月20日(月) 18時00分
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