アウディ横浜港北《写真撮影 小松哲也》

アウディジャパンは正規販売店のフォーリングスが横浜市港北区内にある店舗を移転拡張し、アウディ横浜港北として7月18日から営業を開始すると発表した。

アウディ横浜港北は従来の店舗であるアウディ日吉から西へ約3km離れた場所に開設、敷地面積は1341平方メートルと日吉店の倍の広さを有している。1階には常時9台の車両を展示、このうちのひとつはアウディ初の電気自動車『e-tron』専用の展示スペースとなっている。また今秋のe-tron導入に備えて90kWの高出力急速充電器も設置済みとなっている。

このほか1階には80インチモニターやVR技術を用いたデジタル商談スペースや新車を引き渡す納車ルームなどが設置されている。

2階にはカフェラウンジやキッズスペースなどがあり、メンテナンスなどでユーザーが店舗を訪れた際にくつろげる空間となっている。3階は一般ベイ5基、検査ベイ1基、アライメントベイ1基を備えたサービス工場で、ADASシステムに対応する専用ツールも導入されている。

アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長は7月18日の営業開始に先駆けて行われた開所式で「コロナ禍で今、非常に厳しい環境であるにも関わらず、これだけの投資をして頂いたということ、アウディというブランドに信頼を寄せて下さったこと、またその未来を信じてこうした建物を建ててくれたことを本当に誇りに思う」とあいさつ。

その上で「本当に美しい建物ではあるが、これはあくまでも建物なので、その建物に魂を入れるのはやはりみなさんひとりひとりで、やはりブランドというのは人が造り上げるものだと思うので、これからはこのフラッグシップのこの店舗がこの地で成功するよう、みなさんのご尽力をお願いしたい」と店舗のスタッフに呼び掛けた。

またアウディ横浜港北を運営するフォーリングスの田続茂社長は「この地域は横浜市港北区の中でもボルボ、BWM、ミニ、メルセデスベンツの拠点がある激戦区。その激戦区の中に他社ブランドに負けない、またふさわしいアウディショールームを立ち上げた」と述べた。

続けて「ショールームの2階にお客様を上げるのは非常に難しいと言われているが、そのために1階から見て2階に上がりたくなる雰囲気を造った。2階に備えられているサーキットのバンクカーブをイメージした造形は、全世界で初めてのガラス製。お客様は2階でリラックスして下に展示してあるクルマが見える。またラウンジやキッズコーナーも備えて、家族で来られる雰囲気を造った。こちらが他社との違い」と強調していた。

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