メルセデスベンツGLE 新型のPHV「GLE 350 de 4MATIC」《photo by Mercedes-Benz》

メルセデスベンツは7月10日、オンラインイベントの「Meet Mercedes DIGITAL #5: Myth-busting with plug-in hybrids」を、7月13日14時(日本時間7月13日21時)から開催すると発表した。

「Meet Mercedes DIGITAL」は、メルセデスベンツのオンラインイベントだ。その第5回目では、新世代プラグインハイブリッド車(PHV)の「EQパワー(EQ Power)」に焦点を当てる。メルセデスベンツは20車種以上に、EQパワーを拡大することを目指している。

EQパワーの最新モデルのひとつが、SUVの『GLE』新型に用意される「GLE 350 de 4MATIC」だ。グレード名に「d」の表記があるように、ディーゼルエンジンを基本にしたメルセデスベンツの最新世代のPHVパワートレインを搭載する。

エンジンは、直噴2.0リットル(1950cc)の直列4気筒ターボディーゼルで、最大出力194hp/3800rpm、最大トルク40.8kgm/1600〜2800rpmを発生する。モーターは、最大出力136hp、最大トルク44.8kgmで、システム全体では、320hpのパワーと71.4kgmのトルクを獲得する。トランスミッションは9速AT の「9G-トロニック」で、エンジンとモーターの間にレイアウトした。動力性能は、0〜100km/h加速6.8秒、最高速210km/hとなる。

二次電池は、蓄電容量31.2kWhの大容量リチウムイオンバッテリーだ。EVモードの航続は最大99km(WLTP)とした。その効果もあり、複合モード燃費は90.9km/リットルと、優れた環境性能を実現している。EVモードの最高速は160km/hだ。急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの8割の容量を、およそ20分で充電できる。

Meet Mercedes DIGITAL #5: Myth-busting with plug-in hybridsでは、新世代PHVのEQパワー車を取り上げる。メルセデスベンツは、「多くの評論家が、EQパワー車の100km走行あたり1.4リットルの燃料消費は非現実的と言う。また、モーターやバッテリーによる重量増が通常の車両よりも燃費を悪化させると主張する。ロードテストで事実を検証する」としている。

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