米ホンダ、インディアナ工場(資料画像)《photo by Honda》

経済産業省が6月26日に発表した日系企業の海外現地法人における2020年1〜3月期の売上高(ドルベース)は、前年同期比11.5%減となり5期連続減少となった。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大が影響した模様。

地域別(北米、アジア、欧州)では、構成比の高いアジアが同13.8%減と大幅見合ナスとなり、特に輸送機械が大きく落ち込んだ。北米は同じく輸送機械が減少して同7.2%減と2期連続マイナス、欧州が同10.9%減と7期連続の減少となった。

設備投資額は同18.3%減と2期連続の減少となった。地域別ではアジアが同21.3%減と2期連続で減少となり、特に輸送機械が減少した。北米は同12.3%減と3期ぶりの減少、欧州が同7.5%減と2期連続の減少となった。

従業員人数は同2.4%減と4期連続マイナス。地域別ではアジアが同3.0%減と4期連続の減少となり、特に電気機械が減少した。北米は同1.3%減と35期ぶりに減って、欧州は同0.8%減と2期ぶりのマイナスとなった。

米日産、スマーナ工場(資料画像)《photo by Nissan》