パナソニックは、昼夜対応サイドカメラがトヨタ自動車の新型車『ヤリス』の高度駐車支援システム「アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)」(ハイブリッド車にメーカーオプション)に採用されたと発表した。
昼夜対応サイドカメラは、前後左右4つのカメラの内、車両周辺確認を行うパノラミックビューモニター用の左右サイドカメラとして搭載された。赤外線LEDモジュールと併用することで、これまで暗闇では前照灯、後退灯の光が届かなかった車両側方にて視認性を確保し、夜間の駐車をサポートする。また高度駐車支援システムでは、駐車スペース/駐車枠線などの周辺情報を正しく認識するための画像入力手段としても活用。暗い環境下での駐車支援機能の実現にも貢献している。
昼夜対応サイドカメラは、パナソニックの車載カメラ事業にて培われた映像および光学設計技術を活用。可視光領域の撮像を行う従来カメラの構成をベースとして、赤外線領域まで受光範囲を拡大し、かつ赤外線による色の劣化を最小限に抑え、可視光領域および赤外線領域の双方で撮像を可能にした。
搭載スペースの限られる車載用途にて、従来と同等サイズのカメラで昼夜撮像を可能にすることにより、車両デザインを損なうことなく、高度な安全運転支援システムの搭載を実現している。
【トヨタ ヤリス 新型】パナソニックの昼夜対応サイドカメラを採用
2020年06月15日(月) 15時00分
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