ジャガー・ランドローバーの高性能車「SVO」のラインナップ《photo by Jaguar Land Rover》

ジャガー・ランドローバー(Jaguar Land Rover)は5月20日、高性能車部門の「SVO」の2019年度(2019年4月から2020年3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数はおよそ9500台。前年度比は64%増と大きく伸びた。

SVOは、「スペシャル・ビークル・オペレーションズ」の略だ。ジャガーとランドローバーをベースに、高性能モデルやビスポークオーダーを専門に手がけている。

現在SVOは、ジャガー・ランドローバーの7車種に設定されている。パワートレインは、5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、スーパーチャージャーで過給したユニットだ。最もパワフルなモデルでは、最大出力575psを獲得する。

2019年度のSVOの世界新車販売では、『レンジローバースポーツSVR』が最量販モデルに。同車に対する需要は根強く、5年連続で生産台数が増加した。

また、ジャガー『F-PACE SVR』、 『レンジローバー ヴェラール』と『レンジローバー』の「SVオートバイオグラフィー ダイナミック」も、販売増に貢献した、としている。

ランドローバー・レンジローバー・ヴェラール SVオートバイオグラフィー・ダイナミック《photo by Jaguar Land Rover》 ランドローバー・レンジローバー SVオートバイオグラフィー・ダイナミック《photo by Jaguar Land Rover》 ランドローバー・レンジローバー・スポーツ SVR《photo by Jaguar Land Rover》